ブロッコリー選別自動収穫機
ブロッコリーの収穫作業の効率化を図るためAI機能を活かした選別自動収穫機の開発を行っています。
自動収穫機を使う事で以下のような効果が期待できます。
手作業の場合
- 国内生産の大半を占める青果市場向け
ブロッコリーは手作業による選別収穫 - 労働力確保が最大のネック
- 被雇用者の高齡化などで深刻な人手不足
自動収穫機の場合
- 大きさ選別・収穫作業を自動で機械が担う
- 面積10aを1.8時間で収穫可能(作業能率)
(作業時間80%減) - 労働力の確保が軽減
- AIで選別するため経験も不要
試験風景
製品概要
基本スペック
型番 | BSH-2000 |
サイズ | 1.91m×3.18m×1.94m (本体のみ) |
動力源 | リチウムイオンバッテリー + ソーラーパネル ※バリオスター株式会社製 |
駆動方法 | クローラー |
収穫方法 | 花蕾判別 画像認識(AI搭載) 外葉カット 4軸ロボット 刈り取り 電動カッター |
作業能率 | 10aあたり1.8時間 |
収穫精度 | 95%以上 (圃場、株の状態による) |
適応栽培様式
栽植条数 | 1条植え/1畝 |
条間(畝間) | 65cm(または66cm) |
畝高 | 10~20㎝ |
株間 | 30cm以上 |
製品の詳細はこちらからご覧いただけます。
INFO
- 自動収穫機は、林エンジニアリング株式会社(https://h-eng.nagano.jp/)との共同開発です。
- 当事業は、農林水産省の令和3年度補正予算「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」事業の委託を受けて実施しています。(令和6年12月現在)